HHKBを手に入れたぞ!

5月初旬、世がまさにコロナ禍真っ只中、私はある問題に直面していた。
「キーボードが欲しい、打ちやすいキーボードが欲しい」
今まで使っていたキーボードも悪くはなかったのだが如何せん馴染みが悪かった。
小さなフラストレーションが貯まり続け、ここに来てオーバーフロー。

しっくりこないキーボードはダメだ

今まで使用していたキーボードはFILCOの赤軸テンキー付。悪くはないキーボードだ。
だがテンキー付きはスペース的に邪魔なのと赤軸の打鍵感がイマイチしっくりきていなかった。
約1年使用したが割と騙し騙しでやってきたが、きつくなってきた。

結局

そして注文した「HHKB HYBRID Type-S」。有線とBT無線の両方イケるタイプ。
最上級モデルの「墨」。US配列にした。元々US配列はMac使ってたときからそうだったし、ノートPCもUSなので無問題。
シンプルだしいいね。無刻印モデルは選ばなかった。
使いこなせないし、キートップに何も書かれてないとシンプルすぎて味気ない、気がするからだ。

20年越しの邂逅

昔、Power Mac G3をメインで使用していたときに購入したのが「 Apple  拡張キーボード」だった。打ちやすい良いキーボードだった。

出典:ITmedia

メカ部分はALPS製だったように記憶している。
ADB(Apple desktop Bus)というレガシーインターフェイスで接続するやつでこのあと数年後に登場するiMacでUSBに取って代わられるまでMacintoshはこの規格でキーボードやマウスをつないでいた。
とにかくでっかいキーボードで「打ちやすくてコンパクトなキーボードないか」
って思って色々探してたときに目にしたのがHHKBだった。
この拡張キーボードや当時愛用していたノート「Think Pad 600X」もキーボードは伝説級の打ちやすさで良いキーボードを使うことのメリットは良く理解していた。

出典:ASCII

しかし結局HHKBは手に入れることはこの当時無く、出会わないまま20数年経過してしまった。

HHKBレビュー!

そうしているうちに我が家へとやってきたHHKB「HYBRID Type-S」US配列墨!
マットな黒の箱が高級感を醸し出す。早速開けてみる。

想像通りのいい感じのコンパクト、上品な墨汁っぽいブラックボディー、
キートップの文字の見えにくさも想定内だ、いいぞ。
箱から取り出しPCに繋ぐでもなく取説を読むでもなく、真っ先にキーを叩く。
そうそうこのスコココ感、しかも想定以上に音静か。
第一印象はバッチリだ。配列はまあ、慣れさせる!
PCに接続し、専用ユーティリティをインストール。
あ、その前にディップスイッチで設定もした。


想像以上に打鍵感が心地いい。しばしご満悦。
んで次にブルートゥースの設定。PCとはUSB Type-C有線接続で、ノートとiPhoneをそれぞれBT接続してみた。
ファンクションキーと数字キーの組み合わせで接続先を変えれるが、サクサクスイスイ。すんごいお手軽。
んでラグとかチャタリングとかもなくすんなり入力できる。時間使えばトラブルも出てくるかもしれないが、現時点では無線接続はノートラブル。

これであと10年戦える

結論から言うと、大満足のHHKB。どうにか文句をつけるとしたら、旧モデルにあったUSBハブ機能は残しといてほしかったのと
キーの文字見づらいのでFnキーとの組み合わせで使うキーが分かりづらいというところか。
まあ前者は無いなら無いでいいし、後者は慣れてしまえば大丈夫だろう。
それよりも無線でのスムーズなデバイスの切り替え、無線を意識させない使用感、なによりはこの得難い打鍵感が手に入ったのは大きい。寿司打で遊んでるだけで気持ちいい。文字を打つのがとても楽しいのだ。
このキーボードをスルーした昔の自分に文句言ってやりたい気分だ。
キーボードに限らずだが、やはりいいモノはモチベーションが上がる。良い製品はココロを豊かにするなぁと改めて感じた次第。

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